Category
メニュー
その他
2026年12月09日 [その他]

夫婦で話そう!老後の話

夫婦で話そう
みなさん、こんにちは!
司法書士の清水です。
日々、さまざまな老後にまつわるご相談をお受けしています。
お子さんがいらっしゃらないご夫妻で相談に来られる方が増えています。
どちらかが認知症になってしまったり、お亡くなりになっても困らないように、お金、住まい、介護、相続と幅広い内容について準備をきちんとしておきたいという方が多いです。
今回は特にご心配・ご不安になられている主なものをご紹介いたします。年末年始に先立ち、今年のことを振り返りながら、ご夫婦で語らいのひと時をもっていただけると幸いです。

相談の多い内容は?

経済的な不安
収入源:年金だけで老後の生活が乗り切れるかどうか
医療費や介護費用の確保:予想外の医療費や介護費用に対する備え

介護に関する相談
介護サービスの選択:介護サービスの種類と費用
在宅介護の準備:在宅介護をする場合の必要な設備
介護施設の選定:介護施設の種類、入所条件や費用について

認知症になった場合の備えに関する相談
法定後見(任意後見含む):認知症などで判断能力が低下した場合の支援内容、利用方法など

住まいの不安
住み替えの検討:老後に適した住まいへの住み替え
住まいの維持管理:現在の住まいの修繕や維持管理方法

相続対策
遺言書の作成:遺言書を作成するための手続きや法律的な注意点
財産の管理と相続対策:財産の適切な管理方法や相続対策についての相談

終活
葬儀・お墓:葬儀の手配方法や費用、墓じまい・永代供養の方法や費用
エンディングノート:自身の最期の希望や医療に関する意思を書き留め方


どのような方が相談に来られるのか?
ご夫婦にまつわることについては、少数ではありますが、夫婦関係のすれちがいが修復できないので、熟年離婚を検討する際に財産分与や共有名義になっている不動産について、前もって情報収集をしておきたいとい方もいらっしゃいます。

大多数の方はご夫妻揃ってご相談に来られる方が多いというのが印象です。
身近に頼れる方がいらっしゃらないということで、年齢問わずどちらかが病気になった、定年退職を迎えたなど人生のターニングポイントのタイミングで早めに対応策を考えたいということがきっかけのようです。
どちらかというと相談の初期は男性が及び腰で、女性がリードして不安解消や問題解決に動こうと積極的な場合が多いのですが、相談を重ねるうちに変化していきます。
自分事そして夫婦二人事として問題意識を共有できると、皆さん、協力しあって対応方法を考えようと前向きになられます。

夫婦で老後の不安解消に取り組むことの意義

特に予期せぬ病気やケガにあわれた方は、自分が先立ってしまった時に残される方が大変な目にあわないように、生活面で支障をきたさないように準備をしてあげたいという気持ちが強くなるようです。
また、自身が重篤な病におかされてしまった時の医療の希望、配偶者が意思表示できなくなった場合の医療や介護のことを具体的に考えるようになったとのことです。
大きな総合病院に入院した際に記載が求められた書類の中に「臓器提供の意思」の項目があったそうで、夫婦ふたりで死生観について真剣に話し合うきっかけになったとお話される方もいらっしゃいます。

ある意味、共通の関心ごとや問題に夫婦で向き合うことで絆を深め、コミュニケーションをより密にされることにもつながっているのだと思います。
老後のことは介護や病気などネガティブなことをきってもきれませんが、夫婦ふたりで一緒に居られる残り時間が意外に短いのではないかと再認識することで、お互いを労わりあうという気持ちが強くなり、ふたりの時間をより充実させたい、楽しみたいと夫婦仲がさらによくなるというプラスの効果もあるようです。

ご夫婦以外の方でも配偶者に先立たれた方、未婚で病気がちな方、認知症の配偶者を介護されている方、障害のある子をもつ高齢の親御さんなど様々な方がご相談に来られます。
置かれている状況やお悩みは千差万別ですが、司法書士だけでは解決できないことも多いので、ケアプラザや区役所、社会福祉協議会、後見的支援センターなど地域の専門家の方々と連携しながら、ご相談の方の生活上の負担が少しでも軽くなる方法や気持ちが楽になるにはどうしたらよいか考えています。

まずは、お気軽にご相談いただければ幸いです。