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老人ホーム
2026年10月26日 [老人ホーム]

老人ホーム入居にあたって、家族が準備しておくべきこと

老人ホーム入居にあたって、家族の準備
こんにちは!清水です。
あいおい事務所では、これまで多くの方の成年後見制度の利用を支援し、また司法書士として、後見人・保佐人・補助人としても長年にわたり関わってまいりました。
老人ホームの入居を考え始めたご家族から「何から準備すればいいのか分からない」という声をよく伺います。
今回は、あいおい事務所として多くの現場を見てきた経験から、家族が事前に準備しておくと安心なポイントを整理してお伝えします。

まずは「入居ありき」で考えないことが大切
準備というと「どの施設に入れるか」「いつ入居するか」をすぐに決めなければならないと感じる方も多いですが、最初から結論を出す必要はありません。
大切なのは、
・今の生活で困っていることは何か
・本人は何に不安を感じているか
・家族はどこに負担を感じているか
を、一度整理してみることです。

本人の気持ちを聞く時間をつくる
後見や相談の現場で強く感じるのは、入居後の満足度を大きく左右するのは事前に本人の気持ちをどれだけ聞けていたかという点です。
・どんな暮らしを続けたいのか
・何が一番不安なのか
・施設に対してどんなイメージを持っているのか
完璧な答えが出なくても構いません。
「話を聞こうとした」という事実が、後々の納得感につながります。

お金の話は「早め・ざっくり」でよい
老人ホーム入居では、費用の話を後回しにしてしまうケースが少なくありません。
しかし、
・年金や収入はどのくらいか
・貯蓄でどの程度カバーできそうか
・長期的に無理のない範囲はどこか
を、大まかに把握しておくだけでも、施設選びの現実的な軸が見えてきます。
あいおい事務所としては「細かく決める前に、全体像を知る」ことをおすすめしています。

自宅や財産をどうするかも重要な準備
老人ホーム入居と同時に浮上するのが、自宅をどうするかという問題です。
・空き家のままにする
・売却する
・賃貸に出す
どれが正解というわけではありませんが、入居後に慌てて考えると、選択肢が狭まってしまうことがあります。
将来の可能性として、早めに話題にしておくだけでも意味があります。

家族間で役割を共有しておく
入居準備が進むと、手続きや連絡、判断の場面が増えていきます。
その際、
・誰が主に動くのか
・誰が最終判断を担うのか
・情報はどう共有するのか
を曖昧にしたままだと、家族間のストレスやすれ違いにつながりやすくなります。
あいおい事務所では、家族の役割整理も大切な準備の一つだと考えています。

制度や専門家の存在を知っておく
すぐに使うかどうかは別として、
・成年後見制度
・任意後見や見守り契約
・専門家に相談できる窓口
を知っておくことで「困ったときに相談できる場所がある」という安心感が生まれます。
これは、入居を急がないための備えにもなります。

あいおい事務所としてお伝えしたいこと
私たちが大切にしているのは、準備=決断ではないという考え方です。
準備は、選択肢を増やし、家族の不安を減らすためのものです。

最後に
老人ホーム入居は、突然決まることも少なくありません。
だからこそ、元気なうちの「小さな準備」が、後悔の少ない選択につながります。
あいおい事務所では、入居を決める前の段階から、暮らし全体を見据えたご相談をお受けしています。
「まだ先の話かもしれない」そんな段階でも、どうぞご相談ください。