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終活
2026年09月28日 [終活]

子どもに終活の話をすると不安にさせませんか?

子どもと終活の話をするイメージ
こんにちは。司法書士の清水です。
終活のご相談を受けていると、親御さんからこんな声をよく聞きます。
「子どもに終活の話をすると、余計な心配をかけてしまうんじゃないかと思って……」
特に、子どもがまだ働き盛りだったり、家庭を持っていたりすると「負担を増やしたくない」「不安にさせたくない」そう思うのは、とても自然な気持ちです。
今回は、この悩みについてお話しします。

不安にさせたくない、という気持ちは愛情です
まず大前提として「子どもに不安を与えたくない」と思う気持ちは、親としての深い愛情です。
だからこそ、終活の話題を避けてしまう方も少なくありません。
決して、無関心だからではないのです。

実際に多いのは「知らされなかった不安」
実務の現場で、相続や手続きを進める中でよく聞くのは「もっと早く話してくれていれば、心の準備ができたのに」「何も聞いていなかったので、判断がつらかった」という子ども側の声です。
つまり、話したことによる不安よりも、何も知らされていなかった不安の方が大きいというケースが多いのです。

終活の話=重たい話、にしなくて大丈夫です
子どもに話すときも、いきなり深刻な話をする必要はありません。
たとえば「最近、もしもの時のことを少し考えててね」「全部決めたわけじゃないんだけど」「あなたに決断を任せたいこともあるかもしれない」こうした言い方であれば「今すぐ何かが起きる」という印象を与えにくくなります。

「決めたこと」より「考え方」を伝える
子どもに終活の話をするとき、細かい内容をすべて伝える必要はありません。
それよりも大切なのは、
・どんな考え方を大切にしているか
・家族に無理をさせたくないという気持ち
・困ったら専門家に相談してほしいという希望
といった、考え方の方向性です。
これが伝わっているだけで、いざというときの子どもの迷いは大きく減ります。

年齢や性格に合わせた伝え方を
子どもと一口に言っても、年齢や性格はさまざまです。
・具体的な話を好む人
・まず気持ちを聞きたい人
・あまり深く考えたくない人
無理に同じ話し方をする必要はありません。
「この子には、ここまででいい」そう判断することも、親の大切な役割です。

一度話せば、ずっと話し続けなくていい
終活の話をしたからといって、その後もずっと話題にし続ける必要はありません。
・一度話しておく
・必要になったら、また触れる
それだけで十分です。
一度共有されている、という事実が、子どもにとっては大きな安心になります。

まとめ:不安にさせない終活の話し方
子どもに終活の話をすることは、不安を与えるためではなく、安心を残すためのものです。
・重くしすぎない
・決め切らなくていい
・気持ちを中心に伝える
この3点を意識するだけで、終活の話はずっとやさしいものになります。
あいおい事務所では、終活の内容だけでなく「子どもへの伝え方」についてのご相談も多くお受けしています。
「どう話せばいいか分からない」そんな段階でも、どうぞ安心してご相談ください。