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親の介護
2026年12月14日 [親の介護]

介護で仕事を辞めるべき?続けるべき?子ども世代が悩む大きな分岐点

介護で仕事を辞めるべき?悩む大きな分岐点
こんにちは。司法書士の清水です。
親の介護が本格化しそうだと感じたとき、多くの子ども世代が一度は考えるのが「このまま仕事を続けていいのだろうか」という問題です。
仕事を続ければ、親に十分な時間を割けないかもしれない。
仕事を辞めれば、収入や将来の生活が不安になる。
どちらを選んでも、後悔しそうで決められない――。
そんな声を、これまで数多く耳にしてきました。

「辞める」という選択が頭をよぎる瞬間
仕事を辞めることを考えるのは、決して弱さではありません。
・急な呼び出しが続いた
・周囲に迷惑をかけている気がする
・自分の体力や気力が限界に近い
こうした状況が重なると、「一度仕事を離れた方が楽になるのでは」と思うのは自然なことです。
ただ、その判断はとても大きな分岐点になります。

仕事を辞めた後に見えてくる現実
実際に仕事を辞めた方からは、次のような声も聞かれます。
・収入が減り、介護費用や生活費が不安になった
・社会とのつながりが薄れ、気持ちが沈みがちになった
・介護が中心の生活になり、息抜きの時間がなくなった
介護の負担が軽くなるどころか「経済的な不安」と「精神的な孤立」が増してしまうケースも少なくありません。

続ける選択にも、当然しんどさはある
一方で、仕事を続ける選択をした場合も、楽なわけではありません。
・常に時間に追われている感覚
・親のことが頭から離れない
・仕事と介護、どちらも中途半端に感じてしまう
それでも、仕事を続けている方の多くは「続けてよかった」と後から振り返ることも多いのが現実です。

「辞める・続ける」ではなく「調整できるか」
大切なのは「辞めるか、続けるか」という二択で考えすぎないことです。
・働き方を少し調整できないか
・一時的にペースを落とすことはできないか
・周囲に相談する余地はないか
完全に辞める前に、間を取る選択肢がないかを探してみることが重要です。

仕事を続けることは、家族を守ることでもある
仕事を続けることは、自分のためだけではありません。
・安定した収入を保つ
・自分の家庭や子どもの生活を守る
・介護を長期的に続ける土台を作る
これらは、結果的に親の安心にもつながります。
仕事を続けることに、罪悪感を持つ必要はありません。

迷ったときは「今だけ」で決めない
介護は、数か月で終わるとは限りません。
だからこそ、「今が一番つらいから」という理由だけで、人生を大きく変える決断を急がないことが大切です。
あいおい事務所では、介護と仕事、そしてお金や将来の生活を含めて「今の選択が、数年後にどう影響するか」という視点で整理をお手伝いしています。
辞める・続ける、どちらが正解ということはありません。
大切なのは、「続けられる形」を一緒に考えることです。